情熱大陸。水野佑弁護士の回を観て
テレビ番組「情熱大陸」で、水野祐弁護士のことを知りました。
水野先生は、クリエイタ―、アーティストの方々に頼りにされている弁護士。
彼らは水野先生について、こう評します。
「ギリギリのことを企んで一緒に考えてくれる、頼もしい存在」
それに対して、水野先生は、
「これは出来る、出来ないというのは簡単」
「でもそれでこれから伸びようとする芽を摘んでしまっていいのか?」
「法令遵守は思考停止の言い訳ではないのか」
慎重に言葉を選びながら答えます。
なぜクリエイタ―、アーティストの方々と仕事をされているのか、という問いには
「この世界が性に合うから」
「一番は自分がそういうものを見たいから」
「夢は、個人で活躍するクリエイターが、のびのび表現できること」
番組では
水野先生のおじいさま金子繁治さんが90歳を越えてもお元気な姿で絵を書かれ、個展を開かれている様子も紹介されていました。
先生ご自身も、小さいころから絵を描くことが好きだったとのこと。
クリエイティブな家系といえるのかも知れません。
好きなもの、大切なもののために。
だから今がある。
ですが、もちろん一足飛びにこの場所に来れたわけではありません。
今はクリエイター、アーティストの方々に、頼りにされています。
自分を分かってくれる。
リスクをとって力になってくれる。
彼らにとって、
なにより、ここが嬉しいのだと思います。
でも彼らはどうして信頼を寄せてくれているのでしょうか?
それはいままでの
積み重ねがあるからです。
相談にのり、仕組をつくり、情報を発信し、活動し、また発信する。
仲間を募り、ともに行動する。
◌ クリエイターが無料で相談を受けられるサービスを行う非営利団体の代表としての活動
◌ 著作権に関する新しいライセンスの仕組みを提供する団体の理事としての活動
あるいは
◌ 知的財産についての講演
◌ クリエイター団体の講師
◌ 新聞・雑誌へ知的財産関連記事の寄稿
好きな仲間、大切な人たちと向き合い
彼らに必要なこと、求められていることを
こうやって続けてきたことが
いまにつながっている。
そう思うのです。
水野先生はこう言われます。
「この世界が性に合っている」
そして頼りにされて嬉しい自分がそこにいたのではないでしょうか。
だからこそ、続けられた。
自分の性分に合っていることは、なんだろう・・・
時間とスキルを自分の好きなこと、大切なことのために費やせたら、人生素敵です^^