安保法制違憲訴訟の決起集会に行ってきました


参議院議員会館で行われた、安保法制違憲訴訟の決起集会に行ってきました。

参議院議員会館に入るのははじめてだったのですが、天井が高く大変きれいなビルなのですね。

sangiingiinkaikan
(写真:wikiより)

警備は厳重で一般訪問者が入るのはなかなか大変です。
入り口で手荷物検査があり、まるで空港のよう。しかもそのあとも、電車の改札口のような入口があり、別の場所で磁気カードを渡され、認証されないと、中に入れないのです。
めったにない、いい経験でした。

会はテレビ局のカメラが後ろにずらりと並び、立ち見で溢れるほど盛況でした。

集会で印象に残ったのは、違憲訴訟の会共同代表の伊藤真弁護士のお話です。

「これから始まる訴訟は、前例がない訴訟です。日本を戦争ができる国のかたちに変える前代未聞の事態が起きているので、前代未聞の事態には前例がない訴訟で対処しなければなりません」

「戦争という最大の人権侵害が起きてしまってからでは手遅れなのです。誰かが犠牲になる事件がおきるまで傍観することなど、法律家として決してできるわけがありません」

「わたしたちの違憲訴訟に対してはさまざまな意見があることと思います。しかし、具体的に苦しんでいるひとが目の前にいるのであれば、また具体的な危険がさし迫って来ているのに、単なる個人的な振る舞い、単なる不安感にすぎないなどといって、放置していいわけがありません」

「裁判官のなかにも、憲法擁護義務を負う法律家として、このような違憲な法制が放置される事態は看過できないという裁判官も必ずいるはずです。そのような裁判官に判断の場を提供すること、それも弁護士の使命の一つであると考えています」

「もちろん大変困難な厳しい訴訟になることは十分に理解しています。ですがそもそも、課題やリスクのない憲法訴訟などありません。ましてや初めから結果が保証されている裁判などありえません。結果が分からないからこそ、私たちは市民のみなさまともに全力でぶつかり突破口を開いていく、そうしなければばらないと考えています」

「私たちは最高裁で違憲判決を勝ち取ることを目指します。しかしたとえ下級審であっても、何らかの実質的な違憲判断がでることによって、この国の全ての法制局が合憲と判断しているわけではないことが明らかになります。これはきわめて意味があることだと考えています」

「この裁判の目的が単に違憲判決をえるためだけではないと、ここに明確にしておきたいと思います」

伊藤真弁護士の
「課題やリスクのない憲法訴訟などありません。ましてや初めから結果が保証されている裁判などありえません」
を聞きながら、私は今回の訴訟だけでなく、ほかのさまざまな訴訟についてもイメージがふくらんでいきました。

困難で厳しい訴訟であることを知りつつ、強い決意をもって訴訟をはじめると手を挙げた弁護士が大勢いる。
この訴訟では600人以上(このなかには元裁判官や元検察官も含まれています)です。

弁護士ではない者として、この事実にとても励まされました。

(久保谷)


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